先日の投稿にもありました、私が所属している鍼灸の流派(学術団体)についてのお話。
正式な名称は「東洋はり医学会」といい、「脉診流経絡治療」という技術・理論を後世に伝承している団体です。日本の経絡治療の草分け的存在で、前身である「盲人経絡治療研究会」が設立されたのが昭和16年ですから、戦争による長い休止期間を挟んでも、およそ70年近い歴史を誇ります。
90年代には海外にも支部(なんと10か国13支部!)を構え、世界に向けて経絡治療の良さを発信し続けています。
※現在は視覚障害者だけにとどまらず、晴眼鍼灸師の入会も可能。
もちろん当院での治療も「脉診流経絡治療」に基づいた鍼灸治療を行っております。
凝っている筋肉や辛い部位のみに着目するのではなく、あくまで東洋医学的な考え方に基づき、全身の気・血・水の調整と体質の改善を目指した優しい刺激の鍼灸治療です。
このやり方に惚れ込み、同じ志を持った鍼灸師の先生方が集まる毎月2回の定例会にて、知識・技術を日々アップデートして治療に臨んでおります。
こちらの詳しい内容につきましてはまた今度!