明日から立秋です!
明日8月8日から、24節季でいう「立秋(りっしゅう)」です。夏の土用が終わり、いよいよ季節は秋へと移りゆく時期です。(といっても全く涼しくなる気配はありませんが…本当にこれが秋の訪れを感じる季節かどうかは甚だ疑問…笑)
大暑の時の冷房病や気温差からくる自律神経の乱れを引きずりやすいとも言われています。
「湿邪」や「暑邪」といって湿気や熱気の影響を受け、体に不調を起こすことが多いです。
旬の食材
まずは桃です。喉の渇きに良かったり、整腸作用があったり。
体を冷やすものではなく、温めるものなので夏場の冷房冷えや寝汗等にも良いです。
・桃(食物繊維豊富)
五味:甘
五性:温
脾・肺に作用
続いてイチジク。
こちらも渇きを潤す性質があります。
体を冷やすものも温めるものでもない。
・イチジク(食物繊維豊富)
五味:甘
五性:平
脾・肺・肝に作用
魚類だと鱸(スズキ)。
脾胃虚弱⇒弱った胃腸に良い。
食欲不振や汗の出すぎの予防に。
・鱸
五味:甘
五性:平
脾・肺・肝に作用
最後にオクラ。
ネバネバ、食物繊維⇒整腸作用+血液サラサラ効果。
血糖値の上昇も抑える効果。
・オクラ
五味:苦・辛
五性:平
肺・肝に作用
最後に
いずれの食材も、毎日の食卓に少しずつ取り入れる程度にしてください。そればかり摂取するという極端な食生活は、かえって不調の元です!
健康には食養生と鍼灸ですよ!