What’s this?
こちらも患者さんからたまに聞かれるシリーズ!「静注台」といって、病院でよく見かける「注射の時に腕を乗っけて血管を取りやすくするアレ」です(笑)
なぜ鍼灸治療院にこれがあるのか?何に使うのか…?本日はそれらの疑問を解き明かしていきたいと思います。
なぜ静注台があるのか?
鍼灸治療の決まりごとの一つに「気を補う時は経絡の流れに沿って鍼を打ちなさい」というものがあります。手のひら側を流れる経絡に「肺経・心包経・心経」の3つがあり、それらは体の中心から末端に向かって絶えず流れています。
その3経を狙う場合で且つ右利きの術者の場合、患者さんにあおむけに寝て頂き、左腕に鍼をするときは右手で鍼を持ち、末端に向かって打つのは自然な姿勢でやりやすいのですが、右腕の場合は非常に打ちにくい…(笑)
つまりこんな感じ。非常に窮屈(笑)