空かる降るものが雪から雨に変わり、雪が溶け始めるころ。
実際は積雪の山場(ピーク)であり、それゆえ、この時節から寒さも峠を越え、衰退し始めると見ることもできる。
春一番が吹き、鶯の鳴き声が聞こえ始める地域もある。
昔から農耕の準備を始める目安とされてきた。(wikipediaより)
2月も後半を過ぎると、少しづつではありますが寒さも和らいでくるようになる地域もありますね。冬眠の時期も徐々に終わりを迎え、少しづつギアを上げて春に向けて活動的に動けるようにしておきましょう。
旬の食材
かぶが旬です!煮物にすると味がしみ込んで最高ですね。食物繊維が豊富で、消化を助けたり、冬の間にため込んだものを解毒する作用も持ち合わせます!春にまだなり切っていないこの時期にピッタリですね。・蕪(食物繊維豊富・解毒)
五味:甘・辛・苦
五性:温
東洋医学でいう肝・脾によく効く。
肝に作用しますので、春になる前のソワソワ・イライラに非常に効果的。
魚で言いますと、わかさぎが旬を迎えます。天ぷらや南蛮にして、丸ごと食べるのが良いです。骨が柔らかく、うろこもない、それでいて内臓等も含めてほろ苦さを味わえる。苦みのある食材はこの時期にピッタリです!
・わかさぎ(解毒作用)
五味:甘・苦
五性:平
東洋医学でいう肝・腎によく効く。こちらも肝に作用しますので、春になる前のソワソワ・イライラに非常に効果的。
柑橘類ははっさくが旬を迎えます。12月終わりごろから2月まで収穫し、寝かせて酸味が抜けたこの時期が最も旬です。
・はっさく(消化を助ける・余分な熱を冷ます)
五味:甘・酸
五性:涼
東洋医学でいう肝・腎によく効く。
上記の食材同様、春になる前のソワソワ・イライラにもよく、消化吸収を助けるので、風邪等で胃腸が弱った時、身体を潤す効果。
最後に
いずれの食材も、毎日の食卓に少しずつ取り入れる程度にしてください。そればかり摂取するという極端な食生活は、かえって不調の元です!
健康には食養生と鍼灸ですよ!